【東京都文京区のガラス修理・交換事例】
「原因不明のひび割れなのですが調査を含めて修理をお願いしたい」とガラス屋情報が必要とされた現場でした。マンション5Fのお部屋で、リビングの掃出し窓のひび割れです。
割れた原因
割れ方は間違いなく「熱割れ」によるひび割れでした。
画像ではわかりにくいかもしれませんが、ガラスエッヂからの割れはじめが直角になっています。
ガラス屋的には何かしらの原因があるとみてひとつずつ確認していきます。
まず、お部屋の間取りを見る限り熱がこもるような障害物は何ひとつありません。
私たちが工事に行くので片づけた?
奥様に聞きましたが「いいえ、普段からここには何も置いてませんよ」の返答。
次に疑うは「カーテン」。
しかし、こちらも対象外で夜以外は閉めないという。
あと考えられることは、シャドー(影)。
こちらのマンションは、ベランダが東南向き。
午前中に日が射します。「この時期は前のマンションで日陰になる時間帯があるわ」。
うっ、これだ!
ガラス屋的におおよそ原因が突き止められました。
恐らくガラス面に影ができ暖かい面と冷たい面ができてると推測。
こればかりは防ぎようがありません。
再発防止策
温度変化に強い耐熱ガラスと組み合わせたペアガラスが適材となります。
ただし、絶対に割れないというものではなく、割れにくくなるということになります。
もうひとつの考え方は、既存窓を単板ガラスへ変更し新たに内窓(二重)をとりつけるという選択肢もあります。
もしかするとお取付できない窓がありますが、その場合は別の提案ができるかもしれません。
あとがき
複層ペアガラスの熱割れは新旧問わず悪条件が整うと起こります。
つまり、条件を変えない限り再発リスクが伴います。
繰り返さないためにも専門家のアドバイスをご利用ください。
事前見積もり依頼時のポイント ガラス修理・交換編