佐倉市の一一戸建て住宅にお住いのお客様より内窓取付のご依頼です。
「リビングダイニングの部屋に窓が3カ所あって、そこに内窓を付けたいと考えています。どこのメーカーの内窓が良いのか?そもそも取付はできるのか?どんなイメージになるのか?わからないので、調査もろもろ相談にのっていただけますか?」というご相談からでした。
内窓種類の選択
今回の佐倉市のお客様は「断熱>防音>価格」という内容のご希望がありました。
断熱を加味しながら防音を考慮し、なおかつ低予算というご希望からおススメしたのは「YKKAPのプラマードU」です。
複層ではなく単板仕様ですが、透明5ミリ厚のガラスを採用しました。既存窓が単板ガラスなので本来は複層がおススメなのですが、予算面も考慮し単板仕様の樹脂内窓を選択いたしました。
内窓の取付
佐倉市の一一戸建て現場の窓枠は、全て内窓が取り付けられるスペースがある額縁が付いていたのでオプション材は必要なく標準工事でできました。
一窓あたりに要した時間は約40分。オプション材の取付(ふかし枠や補強材)や建付け調整などがある場合は、もう少し時間を要します。
また、本体色は窓枠(額縁)の色に合わせて薄めの木目カラーをチョイスしました。
内窓の微調整
全ての内窓の取付が完了したら微調整を行います。窓の滑り具合、窓の傾き、窓の気密性、クレセント(カギ)のかかり具合などです。
今回に限らず、多少は額縁寸法の狂いはありますので、その狂いをこの微調整の工程で整えます。
内窓取付後の効果
5月の施工とあって断熱性能を確かめることはできませんが、防音については即効性がよくわかります。
たまたま隣家ではお庭のお手入れ中でした。
内窓を付けている最中聞こえきた話し声や雑音などが取付後にはほとんど気にならなくなっていました。
あとがき
内窓を取り付ける理由は様々です。今回のように断熱>防音>予算という考えもあれば、結露>断熱>遮熱を求めるお客様もいらっしゃいます。
何れにしても、窓の不快感や悩みを解消してくれるとても役立つアイテムが内窓です。
「内窓は嫌だ」というお客様には、リフォーム用のペアガラスや複層ガラスがありますのでお気軽にご相談ください。
事前見積もり依頼時のポイント(内窓・二重窓・二重サッシ編)