印西市原山にある飲食店のFIX(はめ殺し)窓のゴムパッキン修理・交換です。
ゴムパッキン(通称ビート)は塩ビ素材のものが多いので、経年劣化により縮みが発生します。
原山店の店長さんからのご依頼で「急に窓の隙間が大きくなり危険性を感じ電話しました。窓ゴムパッキンの修理・交換ですが、早急にお願いしたいです。」というご連絡からでした。
ゴムが縮んでしまうわけですから、症状が悪化すると下記の画像のようになってしまいます。
このまま放置すると・・・
1.隙間風や雨水が入る
2.ガラスが振動するようになる
3.ゴムが剥がれた隙間にお子様が手を入れてしまう危険性がある
4.ガラスが割れやすくなる
5.見た目も悪い
などが挙げられます。
修理方法としては、パッキンを交換して元通りにするやり方とゴムパッキンの代わりとしてシール(コーキング)材を充填する二通りがあります。
今回は、店長様との協議により「シール施工」にて修理することになりました。
まずは古いゴムパッキンを剥離します。大きい窓ガラスですが、サッシ内の適正な位置へなるように微調整をします。
次にバックアップ材を配置して最後にシール(コーキング)材を充填します。シール施工のメリットは、ゴムパッキンと比べ耐久性や強度が高いことです。
デメリットは、ゴムパッキンに比べ費用が増すということです。ただし、長い目を見ればシール施工が断然おススメです。強度もありますし安全性が高いです。
ゴムパッキンはサッシとガラスの唯一の接点です。軽視せず不具合に気が付いてら早めに修理・交換することが必要です。
今回は店舗さんということもあり、お店の休憩時間中での作業となりました。
原山店の休憩時間は実質1時間半程度なので、2回に分けての工事でした。
最近は年中無休のお店がほとんどですが、休憩時間がない場合は、開店前もしくは閉店後の作業となります(時間は要相談)。