【白井市木のガラスの修理・交換事例】
玄関サイドのコーナーFIX窓のブロンズガラスがひび割れており、お取替えのご依頼です。「なんで割れたのかしら?」と不思議そうに話すお客様。泥棒?それとも地震の影響? 割れ方を見ると「熱割れ」のようのも見えます。ブロンズガラスは熱吸収ガラスなので熱割れを引き起こしやすく、おまけに内部に大きな置物がありますから熱割れする条件は整っています。
ブロンズガラスひび割れ箇所
コーナー窓 修理前
しかし、今回の白井市木の現場に限っては熱割れではないよな気がしました。その理由として、コーナーFIXサッシがスチール製でさびで変形したり穴が開いてしまっている箇所もあり、さびで盛り上がってしまっている箇所もありました。付け合せ箇所の縦寸法も両サイドと比較すると13ミリも違います。スチール枠の変形や圧迫によるガラス破損の可能性があると思いました。
窓枠の変形+内部に動かせない障害物+内部からの脱着施工+コーナー付け合せという、結構大変なガラス修理となりました。割れたガラスを撤去後、はめ込む寸法を計算します。どう考えても適正サイズではめ込むことが困難です。割れていないもう一枚のガラスを一旦外す必要がありました。しかし、スチールサッシ枠の変形でガラスが押されて外すことができません(涙)
仕方なくガラスを割り外しました。この点は予め説明済みでブロンズガラスも予備を用意していましたので問題なく進めます。変形してしまったサッシ枠を入念に採寸してはめこむガラスの大きさを決定します。1枚目をやっとの思いではめ込み、2枚目をはめ込もうとすると高さが少し長くて入りません。一度はずしてガラスの寸法を整えます。
なんとか2枚目も収まりました!ガラス周縁部と付け合せ部分にシール材を充填して完成です!!
ひび割れ箇所 交換後
コーナー窓 修理後
最近はめっきり減ったブロンズガラス。特に一戸建て住宅に採用されているケースは少ないので珍しいケースです。ブロンズガラスの在庫はありませんので、メーカーさんからの取り寄せ品となります。
事前見積もり依頼時のポイント ガラス修理・交換編