モダンな和風建築で必要不可欠だった雪見障子。
今ではなかなか見かける機会も減りました。
洋風の和室でも見かけなくなり、和風建築の家か旅館等にしか現存しないのではないでしょうか?
味があって個人的には好きなのですが、やはりメンテナンス性を考えると面倒ですかね?
ご依頼者さんが高齢ということも配慮して、今回は雪見障子の劣化に伴い現代の障子風のプラマードUへ仕様変更する運びとなりました。
和室用の単板ガラスで格子付きなもの。
和紙調フィルムが貼ってあるので、飛散防止効果もあるので安心ですね。
サッシ表面と格子は樹脂製ですから耐久性やメンテナンス性に優れています。
敷居と鴨居に専用埋木材を入れてからサッシ枠を取り付けます。
間仕切り用の下枠なので、一般的な物よりも掃除がしやすく踏んでも痛くないような形状になっています。
今回は間仕切り用途なので、あえてクレセントレス仕様にしました。
すっきりしていてパッと見、内窓ではなく和障子には見えますね!
「毎年恒例の障子紙貼替から解放され、ガラスが割れてもケガを負いにくい」ので、とても喜んでいただけました。
築50年を超えた古民家ジャンルな建物でしたが、住み続ける方が使いやすく安心して使える物が良いですね!
事前見積もり依頼時のポイント(内窓・二重窓・二重サッシ編)