足立区のマンションにお住いのA様より、透明網入りガラスの修理・交換依頼です。
「賃貸マンションの退去に伴う原状回復なのですが、管理会社さんから割れた網入りガラスの修理・交換を指示されました。既に引越し済みで次の入居者さんも決まっているようでとても急いでおります。こちら都合で申し訳ないのですが、今度の土日の何れかの工事を希望しております。窓名人さんは対応可能でしょうか?」というお問合せからでした。
割れたガラス
今回の足立区の賃貸マンションの掃出し窓に採用さえていた物は「透明網入りガラス」のヒシワイヤタイプでした。大きさが横80cm×縦182cmのサイズで厚みは6.8ミリです。
この種類の大きさなら在庫品につき、すぐに対応できますのでA様指定日に工事に訪問させていただきました。
ガラス修理・交換工事
指定日に足立区の現場でA様と待ち合わせし早速、修理・交換作業に入りました。サイズ確認をしたのちひび割れしている線に沿って養生テープを貼付します。
シーリング材を切除してサッシをバラしひび割れしている透明網入りガラスを外します。事前に用意した物を適切な大きさに切断します。
サッシに透明網入りガラスをはめ込み、組み立てます。サッシを窓枠にはめ込み稼働状況や建付け具合を確認します。最後にシーリング材を充填して完了です。
割れた原因
これまで足立区の賃貸マンションに入居していたA様に聞いたところ「窓際にベットを置いていました。昨年末ごろだと思うのですが、気が付いたらひび割れしていました。寝相が悪いので、寝ている間に足で蹴ったのか?それとも体当たりしたのか?よく覚えていませんが、自分で割ったのでしょう。」とA様。
ぶつかって割れたようにも見えますが、網入りガラス特有の「熱割れ現象」のようにも見えます。割れた原因がどうであれ、「責任は入居者にある」と言われたそうです。
あとがき
網入りガラスは一般的な物と比べ厚みもあり丈夫そうに見えますが、見た目と異なり意外ともろいのが実情です。熱割れや錆割れなどもありますし、エッジ強度が弱いのも特徴です。
今回の足立区の賃貸マンションのお部屋もそうでしたが、窓際にベット等を置いたりすると熱がこもりストレスを与えてしまうので絶対に避けましょう。
事前見積もり依頼時のポイント ガラス修理・交換編