【東京都千代田区のガラス修理・交換事例】
「空き巣に窓を割られて粉々になっているけど、ガラス屋さんすぐに来てもらえますか?」というとても緊急性の高いご依頼でした。「詳しくは千代田区の現場に来てくださった時に説明します」とのことなので、現場へ急行しました。
割れたガラスの種類
現場へ着き早速割れたガラスを確認してみると、破損していたのは強化ガラスでした。電話で聞いた通り粉々です。無理もありません、強化ガラスは別名「安全ガラス」とも呼ばれる種類のもので、小豆ぐらいの大きさの粒上に割れるのが特徴です。安全性が高いことは良いことなのですが、一旦割れてしまうと全面が粉々になってしまうことが玉に瑕です。
割れた原因
お客様によくよく聞いてみると、強化ガラスの割れた原因はなんと!空き巣による被害でした。建築前に設計者さんから「空き巣に強い強化ガラスを採用したほうが良い」といわれ導入したそうです。確かに一般的なフロートガラスよりも強いのは確かですが、防犯性能となると用途が異なります。防犯を強調するのであれば、やはり「防犯ガラス」に勝るものはありません。
修理内容
「ガラス屋さん、強化ガラスにするか防犯ガラスにするか悩むけどどちらがおススメ?」との質問。ガラス屋的には「防犯ガラス」への変更をおススメしました。防犯ガラスは特殊中間膜がガラスの飛散も防ぐので、安全性も高い種類のものです。お客様もご納得くださり防犯ガラスへ変更することになりました。
強化も防犯もメーカーさんの受注生産品になりますので、数日間待つことになります。この間は仮のガラスを入れて保護いたします。後日、出来上がった防犯ガラスと仮のガラスを入れ替えます。
あとがき
ガラスもフィルムも機能性の高いものが次々と発表されます。情報が先走りし追い付かないこともあるかと思いますが、せっかく良い物なのに誤った使い方をしてしまうと効果も期待できません。
「人のふり見て我がふり直せ」ガラス屋的にも気を引き締めていきたいと思います。
事前見積もり依頼時のポイント ガラス修理・交換編