白井市河原子で物流倉庫の排煙窓の網入りガラス修理・交換のご依頼です。
工場や倉庫内には、今回のような排煙窓が多く設置されています。
そもそも排煙窓とは?
火災発生時に煙を建物外部へ出すための装置で、建築基準法などによって設置が定められている窓です。
身を守るための窓でありますので、定期的に動作確認やガラス割れの有無などを確認する必要があるのですが、今回のように床から高い位置に設置される場合は、床面からガラス割れの有無確認を目視では確認しにくいということも事実です。
河原子の物流倉庫の排煙窓に設置されているガラスは「網入り型板ガラス」です。
網入りガラスは熱割れ現象がとても多いガラスですが、高所に設置されている排煙窓へは万一割れた場合の安全性も考慮され網入りガラスが多様されています。
また、アルミサッシとガラスを固定する方法は単純に2通りですが、既存ガラスはゴムビートで固定されていました。
しかし、肝心のゴムビートが経年劣化で縮み脱落している箇所もあり、メンテナンスが必要な窓もありました。
河原子のガラス修理・交換については、今後のことも考慮し接着剤を使用するシール納まり(コーキング施工)にて実施いたしました。
シール施工はゴムビート施工と比較し、とても長持ちして強度もあります。
網入りガラス特有の熱割れやさび割れにも強くなるので、シール施工がおススメです。ただし、費用は多少値上がりします。
今回は、管理会社様が足場(ローリングタワー)を用意してくださったのでとても助かりました。
その他の施工方法としては、高所作業車を使用する場合もあります。
窓の設置高さや排煙窓の大きさにもよりますが、脚立や梯子施工によるガラス修理・交換はできる限り避けたいのが本音です。
事前見積もり依頼時のポイント ガラス修理・交換編