今回は、気密性能に優れた「内窓プラスト」のご紹介です。
内窓と言えば一般的にサッシメーカーさんの製品が多く流通しております。
弊社でも「プラマードU」や「インプラス」等を取り付けておりますが、最近、サッシメーカーさんではなく気密材を製造するメーカーさんの内窓が流行っております。
それが、知る人ぞ知る「内窓プラスト」。
特に防音対策には人気商品で、防音ガラス「ソノグラス」や「ラミレックスソネス」との組み合わせにより高い性能を発揮しております。
その裏返しとして、防音対策を望まれるお客様は徹底して防音したいという希望があります。
特に多いのが、道路から響く車の騒音、ピアノ音、慢性的な雑音等を聞こえなくしたいというお悩みです。
ではなぜ防音対策にプラストが有効なのか?
もちろん、他メーカーさんの製品でも防音対策は可能です。
しかし残念なことに防音ガラスとの組み合わせが標準設定されていないということです。
防音ガラスとの組み合わせをするには別注することが必要なので、組み合わせが面倒だと思う施工店さんも少なくないことがひとつの理由でしょうか。
その点、プラストはサッシは製造しますが、標準設定のガラスが一切ありません。
ということは、組み合わせが自由で制限内であればどんなガラスとも組み合わせが可能という点です。
また、気密材を製造しているメーカーさんなので、他社製品よりも機密に対するこだわり設計が施されているということです。
現に、プラストは標準でクレセントが設定されておりません(他メーカーさんのほとんどはクレセントが標準です)。
クレセントは施錠する役割とサッシの気密性を向上させる役割があります。
クレセントがなくても十分な気密が取れるということです(オプションあり)。
もちろん、防音対策のみならず断熱や遮熱も組み合わせるガラスによって効果大です!
生徒さんのピアノ演奏中に外から確認していただいたところ「ほとんど聞こえませんね!」
なお、プラストの取付けは簡単ではありません。
メーカーさんの研修を受け、それなりの知識と技術と道具が必要です。
率直に言えば施工者泣かせの製品ですが、このあたりもメーカーさんのこだわりが凄いです。
事前見積もり依頼時のポイント(内窓・二重窓・二重サッシ編)