市川市のマンションで楽窓Ⅱの取り付けです。
チョット変わったL字型窓なので、本来ならばコーナー方立を設置しての取付方法になりますが、設置スペースが45mmしかないので内窓自体も一般的な製品は取付けが困難な状況です。
一般的に取り付けスペース不足の場合は、ふかし枠というオプション材を設置して取り付けるのですが、依頼を受けたお客様から「ふかし枠は付けたくない」というご希望もありましたので、一部製品をオリジナルで設置しました。
まず考えるのは、設置スペースが45mm以内で採用できる製品を選択しますが、対象製品はセイキ販売の「楽窓Ⅱ」かYKKAPのライトUです。
この製品はどちらも40mmあれば設置できるものです。
次に考えるのは気密性です。楽窓Ⅱはクレセント設定があるのに対しライトUはクレセントの設定がありませんので「楽窓Ⅱ」になりました。
あとはコーナー部分をどうするか?
アルミ形材を加工して方立の代用としました。
こうすることによりFIX窓+偏心3枚建ての楽窓Ⅱを取り付けることができました。
一般的な内窓よりも性能は劣ってしまいますが、限られた条件下で威力を発揮するのがこれらの製品です。
特に楽窓Ⅱは、クレセント設定があることと、面材がポリカーボネートまたはガラスから選べれることも魅力です。
市川のお客様は、熱伝導率が低く安全性も高いポリカーボネートを選択されました。
マンション特有の結露と断熱対策に貢献できると思います。
内窓設置の取り付けスペース不足の際は、楽窓Ⅱをご検討ください。
事前見積もり依頼時のポイント(内窓・二重窓・二重サッシ編)