習志野市屋敷で玄関引戸へ網戸の取付工事です。
対象はトーヨーサッシ(後にトステム 現在リクシル)の4枚建て引戸ですが、間口が2700mmもある大開口です。
もともと、外付けのスライド式網戸を使用していましたが、数年前より不具合が出始め、とうとうスライドしない状態になってしまったそうです。
※本来は、修理か補修を希望されておりましたが、網戸レールも破損し対応不可につき交換工事となりました。
和風建築の立派な住宅ですが、「おじいちゃんとおばあちゃんはエアコンが苦手だから玄関網戸は必需品なんですよ。」とお客様。
私の母もエアコンは苦手なので、高齢者さんには体質的に合わないのかもしれませんね。
玄関サイズは下見時に予め採寸はしたのですが、大開口の影響からか寸法誤差が大きく悩みに悩みました。
お客様の希望はスライド式網戸で内付タイプの物。縦寸法だけとか横寸法だけならよかったのですが、皮肉にも縦横共狂いが生じておりました。
造作して狂いを調整してとも考えたのですが、「あまりとってつけたような仕上がりになると、おじいちゃんが気にするかも。なるべくスマートに付けられる網戸でお願いします。」
ご希望を考慮して、YKKAPの横引き収納網戸XMA(両引きタイプ)に決定しました。
画像のとおり中心部で合掌しアコーディオンのように開閉する後付けタイプの玄関用網戸です。
業者の考え方もありますが、個人的にプリーツ網戸は好まないので可能な限り避けたかったのが本音ですが、消去法で考えるにこのタイプを採用しました。
※個人的な見解としてアコーディオン式プリーツ網戸はネットの耐久性が弱く感じるためです。特に不二サッシのプリーツ網戸をなんとかしたいというご依頼がとても多いです。
この商品の最大のセールスポイントは、下レールが3ミリ厚なのでバリアフリー対応なのです。これなら躓いたり外れたりしにくいと思います。
あと、網戸が必要ない季節はプリーツネットが収納されるので、汚れや劣化を防止することもできます。
注意点としては、下部レール付近をこまめに掃除することと、強風時は使用しないことが必要です。
玄関に網戸を付けると家中に風を通すことができるのでとても便利です。
特にマンションの玄関に後付けできるタイプもありますので人気商品のひつとです。
DIYや日曜大工に自信のある方は、ホームセンターや通販でも販売されているので挑戦してみてはいかがでしょうか?量販店用としては川口技研さんが有名です。
取付に不安があったり特殊形状で簡単に付けられない物もあります。
そんな場合は、窓名人へお気軽にお問い合わせください。
今回の屋敷で取り付けた他にも数種類の玄関網戸がございます。